女アイドルヲタクの憂鬱

17歳の女アイドルヲタクがあれやこれや悩む話。

推し不信

最近、推しが見えない。


先日イベントがあった。Hお泊まり事件が起きてから初のイベント、私は上がらない気持ちを無理矢理押さえつけながら手紙(件には触れていないごく普通の)を書いた。次会う時まで期間が空いてしまうから、絶対にこの日出すと決めていた私は幸せな時に書いていた手紙の下書きに感謝しながら一生懸命書いた。


そしてまた事件。プチ。私の友人(他推し)が、私の推しに「この恋、苦くない?」と言ってしまったそうで。そしてその返しが「でも、苦い方がよくない?」とのことだったそうだ。


こ、こわ~~~~~~!!!!!!!


友人曰く、悪気は無かったそうで、言い方も悪かったから気を損ねてしまったのかもしれないと言っていたが、明るくて、とても良い子(アイドル的表面)な彼女が、なんと珍しく毒(?)を吐いてきたのだ!どれだけ良い子でも、人間口に出さないだけであるということは理解していたが…。


この発言によって、Hお泊まり事件が仕組まれた(?)ものである説が浮上してきた。わざと!?わざとなの!?嫉妬を煽ったのはわざとだったの!?!?苦い!この恋、苦すぎる〜〜〜〜!!!!!!


そしてほかにも問題が。このイベントの前、H事件が起こった当時私は「苦すぎる〜」旨のツイートをしていたのだ。推しは自分のファンのアカウントまでツイートを確認するアイドルではないと私は思う、思っている。リプは送っているし、見てくれてはいるだろうが、流石にツイートまでは見ていないだろうな、と思っている。


だが万が一、万が一そのツイートを見ていたら、推しは私の伝言だと思ってしまうのでは!?自分で直接言えないからって、他推しに聞いてもらう最低な奴になってしまったのでは…!?!?!?違う!違うよ〜〜!!!思ってたけど、別に頼んだとかではなかった!本当に!!!もしかしてこれ、オキラのレッテルを貼られてしまったのでは…?死にたい。死にたい…。他界したい。(詐欺)


なんだかもう推しって隠れドSな気がしてきた。アメとムチを使い分けるドS。かくいう私も、それでいて推しのことは当たり前に大好きだし、これもう調教されてる…そんな推しも好き。。。


結局、全部全部大好きに収束する。推しは偉大だ。推しを中心に私の小さな世界は回っている。推しがどんなに怖くても、未知数でも、どんな推しでも好き。大好き。おしまい。

恋人についてのひとりごと

正直さあ、推しが自分の彼女だったらって考えない?私が女だとかそういうのは置いておいて、推しの彼女姿って考えるよね?めちゃくちゃかわいくない?いや、かわいいのは元から知ってるんだけど、甘えたがりとか超かわいくない?控えめに言ってかわいすぎる。はあ、本当に推しかわいい。推しの白くて柔らかそうな肌に跡付けられる(!?)彼氏とか最高かよ。誰だよ。悔しいけど末長くお幸せにな。傷付けたら許さないからな。(という心持ち)


17歳、女子高生の考える事ではないと本当に思う…。自分は前世男だったんじゃないかってくらい女の子を女の子として見てる。先に言っておくが、私の心は男ではないしレズでもない。まあここは悩ましいところだが、LGBTでしいて言うならばB(バイ)といったところだろう。


私は恋愛経験0であるから、実際に女の子が好きなのか、好きになれるのかなんて自分ではわからない。好きっていう感情のどこからが恋愛感情かなんて知るはずもない。1度は女の子への好きの気持ちについて考えるのは女子校のさだめなのだろうか…(友人然り)


でもまあ、ぶっちゃけ女の子は好きだ。2次も3次も、女の子の方が好きだと思う。恋愛とは別だと思うし、普通に男の人と恋愛出来ると思う。そこで1つ見えてきたことがある。愛でたいのは同性、愛でられたいのは異性、だということだ。ということで私は男と女どちらも兼ね備えているということでいいのだろうか?


女の子を愛でたい。男の人に愛でられたい。この不思議よ。どこからが恋愛感情でどこからが歪んだ愛なのか。もう検討もつかない。


私は、恋愛対象として女の子を見ることができるのだろうか。私が女の子に抱く可愛さは、キュンとする感覚とほとんど同じだと思う。あ、可愛いな、って。見た目とかじゃなくて、諸々ひっくるめて心の中に可愛いが降ってくるような感じ。


だけど、私が推しに向ける愛は少なくとも純粋ではないと思う。自己顕示欲と独占欲に塗れた歪んだ愛だ。果してこれを恋と呼ぶのだろうか。恋であるから、こんなにも歪んでしまったのだろうか。


初めてする恋に、初めて感じる歪んだ愛に、私は戸惑う日々である。

アイドルと恋人とワンチャンス

アイドルオタクをやっていれば、少なくとも1度は推しに恋人が居るのか考えた事があるのではないか。少なくとも私はある。推しは男装アイドル(カミングアウト)だけど、女の子は女の子だ。私は推しを男として見たことは1度も無いし、かっこいい女の子として世界一愛してる。推しだって、恋するよなあ。恋したいよなあ。女の子だもんなあ。

 

アイドルにハマりたての私は当初アイドル恋人反対派であった。反対というか、ただ単に受け付けなかった。自分の好きな人に特別な人が居て、そして色んな事をして…だなんて考えられない。そう思っていた時期が私にもあった。

 

だけど考えてみて欲しい。アイドルだって人間だ。人を嫌いになるし、好きにもなるだろう。恋愛禁止にするなとは言わない。むしろ、恋愛禁止というのはとても良いことだと思う。それは何故か?恋愛禁止というのが建前であるからだ。アイドルは恋愛禁止だという建前をファンに掲げる事によってファンからの信頼を得る事が出来る。そういうふうに、なっている。

 

総じて言いたい事は、恋愛してもいいが隠し通して欲しいという事だ。本当に恋愛禁止にしなくたっていい。建前であってもいい。だが、建前である以上本音は守り抜いて欲しい。

 

恋愛禁止のルールにおいて、実際恋愛をしていた事より、恋愛をしていた事を隠し通せなかったという責任の方が重いと私は思う。

 

そもそもオタクがアイドルにワンチャンスあると思うのは何故か。恋愛禁止を守るということはぶっちゃけどうでもいいからだ。隠し通せばいい、それは皆が思っている事だろう。オタクってつくづく自己中!面倒臭い!

 

アイドルに恋人が居たら生活が充実するだろうし、パフォーマンスが上がったりするのであればとても良いことだと思う。オタクにモチベーションがあるように、アイドルのモチベーションを整えてくれる存在が居るというのは大きいことだろう。

 

しかし恋愛で傷つきやすく、なお顔に、態度に出やすいのであれば恋愛は控えた方が良いだろう。あと、DVされてたら別れてくれ。お願いだから。

 

オタクはいつでもアイドルの幸せを願ってる。特別な人であっても傷つけてくる人間とは関わって欲しくないのが本音だ。アイドルには、いつだって味方が沢山いるんだから。自分の体だけは大切にね。

 

これを読んでいるアイドルなんか居るはずもないが、これだけはお願いしたい。恋愛してもいいから、隠し通して欲しい。アイドルという存在で居るうちは、私たちにとってもアイドルで居て欲しい。

 

だけど将来的には、きちんと良い人に出会って、結婚して、子供に恵まれて、幸せな家庭を築いてくれることを願っているよ。その遺伝子は残さなければいけないと思うから…。こんな考え方出来るのは私が女だからかもしれないけど。だから、今だけは夢見させて下さい。

 

まあ、普通に彼氏居そうだよね〜〜!?しんどいな〜〜〜!?!?めちゃくちゃかわいいな〜〜〜!?!?!?嫁に迎えさせて〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!

最大の悲劇 ②

前の記事で触れた、あまり好めない点について触れていこうと思う。

 

・平仮名が多い


これは私の個人的な好みの話なので本当に申し訳ない。だがH自体、動画などを見ると普通の女の子なのだ。SNSでかわいこぶって平仮名を使ったりするような子では無いのだ。見た目はそういう甘々ピンクで平仮名使ってそうではあるが、人間的に言ったら普通だ。SNSとリアルの差が激しすぎる。

 

だが、私は彼女のファンで現場に通っている訳でも無いし殆どと言って良いほど動画を見た事が無いし私にとっての彼女はSNSで100%構築されているのだ。だからリアルで会ったら絶対好きだと思う。可愛いし。だけど、だけども!私はSNSの彼女しか知らないのだ!以上!

 

推しにガチ恋


後に書くが匂わせをしたり空リプしたりとガチ恋臭がたまらない。というか、ガチ恋。証拠はある。

 

私の推しとH2人を推しているファンが居て、そのファンのリプを見てしまったのだ。「Hちゃん、推しにはガチ恋のこと言ったのかな?」「昨日ガチ恋とか送っちゃった、やらかしちゃった、もし言ってなかったらごめんね」という感じのリプ。

 

ガチ恋じゃねえか!!!!

 

Hは推しにガチ恋。以上。

 

推しのイベントに来る


推しの事が好きなんだな。アイドルとか通り越してオタクとして推しの事が好きなんだな。ガチ恋だもんな。伝わってくるよ。私もガチ恋だしなあ。気持ちわかるよ。推しのアイドルの姿が見たいんだろうなあ。わかる。わかるよその気持ち。

 

でも、プライベートでも会えるアイドルの貴女が現場に来ているのを見るファンの気持ちはきっとHにはわからない。プライベートを知らない、知ることの出来ない私達はアイドルの推しを応援するしか無い。そこにしか居場所は無い。だが、推しにも好かれていて、2人で出かける事が出来て、推しの特別な存在である貴女が私達の唯一の場所に来たら、私達にはもう何も無いじゃないか。どんな顔して推しを応援し続ければ良いのかわからなくなる。

 

あと申し訳ないがオタクへの当てつけのように見えてしまう。オタクと私とは違うのよって、そう言っているみたいに。他にも推しと仲の良いアイドルが現場に来たりするが、ガチ恋感がなくて普通に友達で好きなんだなあって感じだが何故か何も思わない。ガチ恋のHはやはり見え方が違ってきてしまう。何これ残酷。

 

推しへの空リプ、匂わせ


その名の通りだ。推しが海外に行ってしまった時などは、「大好きなこが○○に、、」みたいなツイートを。推しの誕生日にはリプに加えて推しの名前が題名の曲を歌った動画をアップ(彼女は歌が上手い)。更に言うと、推しと出かけた報告を遡ってみると"そういう"のを匂わせるツイートが大体ある。自撮りと共に「UFOキャッチャーできるひとってすてき」みたいな。

 

もちろん推しはそれにいいねをする。何も知らないHのオタクは「俺UFOキャッチャーうまいよ」とかいうリプを送る。この一連、最早ギャグだ。もう慣れた。(大嘘)他に、「るんるんるん」みたいな自撮りのツイートに「何かいいことあったの?」みたいなリプをするオタクを見ると可哀想に思えてくる。だって目の前に、現場に、彼女は今居ます。

 

そして1日の最後にイベントへ行った報告などをするのだが、1つ疑問に思う。なぜHのオタクは私の推しのイベントに来ないのだ?回数行けば、きっとHに会えるだろうに。そしてあわよくば、彼女のファンが押しかけてきて迷惑をかけて彼女は現場に来れなくなり、そしてあわよくば推しに嫌われれば良いのに、と思う。申し訳ない。私は性格が相当悪い事を先に伝えておくべきだった。

 

とりあえず、会いたいならプライベートで会って下さい。プライベートで会っても嫉妬するけど、目の前で現実を見せられるよりはまだましだ。

 

お願いだから、私の推しを応援させて。私を絶望させないで。貴女のせいで推しのファンが減ったらどうするの。本当に減るのかはわからないけど、実際私はヲタ卒しかけた。まあそれは事実。これは私の心が弱かっただけだからHは悪くないのだが、私に推しを応援させて欲しい。応援していてきついって、思いたくないから。お願い。お願いだから。

 

私のHへの気持ちは大体伝わっただろうか。好きの反対は嫌いでは無く無関心だと言うから、私は彼女の事本当は好きなのかもしれない。でも嫌いと好きは同じじゃない。やっぱり彼女の事、好きになれそうにない。SNSとは違って、絶対に、良い人なんだろうけど。

 

そもそもHは推しが自ら好きで付き合っている(友達)人だ。推しに文句は言えない。推しがHを好きだということは、Hがどんな人間でも覆す事ができない。結局、Hがどうのこうの、っていうより、推しに好かれているHが羨ましくて、妬ましいってだけ。それだけ。

 

推しが好いている人を嫌うだなんて本当はしたくない。というか、推しが好きで付き合っているのに嫌うだなんて、推しが嫌いなのと同じだ。だけど、だけども、推しが好きな身として、推しが好意を寄せている特別な相手は、やはり妬ましいものであるよ。みつを。(?)

 

ここからは重めの愚痴なので注意。独り言。

 

Hが羨ましい。死ぬほど羨ましい。顔が可愛くてアイドルになって、そして素敵な素敵な推しに出会って、好きになって、アイドルだから繋がることが出来て、推しも彼女を好いていて、推しのプライベートを知っていて、家族ぐるみで付き合っていて。どんなにお金を出しても写真を撮る事しか出来ない私達とは大違い。住む世界が違う。そう、元々推しとは住む世界が違うのだ。

 

そんなのわかりきっていたことだった。私は推しの人間全てを好きな気でいた。気でいただけだった。私達ファンは勿論アイドルの推ししか知らない。そのアイドルを好きになったのだ。推しの中身なんか知っているはずもない。私は推しを知っているようで、推しの全てを知らない。何も、知らない。

 

一方彼女は、私が知りえない、知ることのできない、手を伸ばしても届かない推しの全てを知ってる。知ることが出来る。その上で、推しの事が好きなのだ。私と彼女とでは愛の重さも形も、同じようで全く違う。

 

何これ、またヲタ卒考えてきちゃう感じ。まあ、しないけど。

 

推しが弟の前で自分をどう呼ぶのかとか、彼女は知っているのだろうか。「どう呼んでいるんだろうなあ。ねえねかな?お姉ちゃんかな?本名かな?」とか今まで幸せに(気持ちの悪い)妄想を膨らませていた私に絶望を与えるには十分な出来事だった。まさかそれを知る事の出来る人間が、身内以外に居るとは、という衝撃。そして彼女も同じように推しが大好きだということ。顔が違うだけで世界が違うという事を突き付けられた気がした。

 

この事件は少し前の事であって、もう自分で落ち着いたと思っていたのだが、やはり書き起こすと感情が溢れてくるものだ。軽率にオタクやめて逃げたくなった。やっぱりやめないけど。好きで好きすぎてオタク辞めたくなってるのに、好きな人から離れるとかいうこれ以上の苦痛があるのだろうか。私はオタク辞めたくなっても、毎回結局この考えに至る。

 

私は推しの事が大好き。おしまい。

最大の悲劇 ①

いけない。これはいけない。ツイートを見た瞬間、思考が停止して、理解して、崩れ落ちそうになった。涙が溢れそうになった。最初に言っておくが、今回は独り言感強めだ。

 

簡単に説明すると、推しが異性とお泊まり(公言はしていない)をしていた。本当のことを言うと同性とお泊まりなのだが、この場合異性と言った方が説明がしやすいし都合が良いからそうしておく。取り敢えず、ここのファンにとっては同性も敵なのだ。ファンにとってだけで、世間から見ると何の変哲も無いお泊まりに見えるのが最大の難点。。。

 

話を戻すと、推しとその相手(Hとしておく)がTwitterにて、遊びに行った!というツイートをした事から始まる。その内容はこうだ。

 

推しが出身に元々帰っており、Hは推しの出身に出向かい遊ぶ。

・ツイートと共に、遊園地で遊んでいる画像・その土地を観光している画像(服装が違う)があげられる。

推しと、Hとの他に推しの弟が共に遊園地へ。

 

補足をしておくと、Hもアイドルだ。まあそうでないとTwitterにあげることは出来ないだろう。そしてこれの何が可笑しいのかと思うかもしれない。やはりファンにしかわからないのかもしれないが、とりあえず説明をしよう。何回も言うが異性として考えてみて欲しい。

 

まず、推しとHが出掛けに行く→仲良いんだなあ。Hは推しの事大好きだしなあ。ちょっと妬けるなあ。(今までお互いのイベントに行ったり某テーマパークに行ったりなど仲は良い)

 

推しの出身地で遊ぶ→!?!?!?!?そ、そんなに仲が良いのかあ…そっか…そっかあ…(やや絶望)

 

推しの弟との触れ合い→推しの身内にまで手を…アイドル同士って良いな…届かない…(嫉妬を忘れ完全に絶望)

 

公言してはいないが服装が違う事に気づく→お泊まり説→お泊まり推しの実家説→死亡。

 

思い出しているだけで泣きそうになってきた。これでもまだ伝えきれていない事が沢山ある。まず、私はそもそもHの事がさほど好きではない。その点をあげてみる。

 

SNSが平仮名多めで、何だかこう、胸糞悪い(最低)

推しの事が大好き。ガチ恋。りあこ。オタク(私)と同じ匂いがする。

推しのイベントに時々来る。お金を払ってオタクと同じようにチェキを撮ったりするが、その後楽屋に入って普通に写真を撮る。グループのメンバーとも仲が良い。

SNS推しへの空リプをしたり、推しが自分にとっては彼氏のような存在である(自分は推しにガチ恋である)というような匂わせをツイートする。

 

ざっとこうだ。ざっと?ざっとではないかもしれない。次の記事ではそれに1つずつ触れていこうと思う。

チェキ会感想

チェキ会が終わった。終わってしまった。まあもう随分前の話なのだが。

 

今回のチェキ会は全体的に4部制になっており、1部毎に更に4つの時間帯に分かれている。1・2部と3・4部では衣装が違っており、その衣装に合わせるファンも多かった。ネット完全受付予約なのだが、郵送で届いたチェキ会参加券は1部とか2部とかいう大まかな事しか違いがなかった(私は2部・3部で1枚ずつ参加)。きちんと4つに分かれている時間帯も決めて注文したのにどういう事か。管理が甘くないか?と思っていたら受付で参加券・身分証明書・発送メールを提示するらしく、その発送メールには時間帯がきちんと載っているものなので一先ず安心した。

 

さて、ここからが感想になる。結論から言うと、思っていたより長かった〜!

 

撮ったチェキが出てくるまでの間かしか話せないと思っていたが、実際はチェキが現像(薄く浮かび上がってくる)されるまで剥がされなかった。具体的に言うと、言葉のキャッチボールを2,3往復出来るくらい。わかりづらいか。

 

ただ、メンバーに付いているスタッフによって早さやチェキの厳しさは違っていたらしい。決まっていたルールはこうだ。

 

・立ち位置
・顔は前固定
・ポーズ指定不可

 

いつもと違うのが、顔が前固定だという事だった。前に私はどうやって見つめ合うの?と書いたが根本的に出来ないみたいだった。しかし、それさえもスタッフによって違っていた。他のメンバーはどうだったかわからなかったが、少なくとも推しのスタッフはその当日のみの人で、剥がしも厳しくはなかったと思う。

 

だけど私が1枚目を撮った次の人が推しと見つめ合って撮っているのを見た時はたまげた。「え?横向き不可なんじゃないの?」って正直思った。ちなみにグループで1番人気のメンバーはいつも剥がしを行っている人だったからか時間も早く横向きはきちんと注意されたみたいだった。

 

私の推しのスタッフは横向き大丈夫なんだとわかった時は嬉しさと疑問で複雑だった。そして2枚目を撮りに行った際、推しが「(ポーズ)どうしようか?じゃあよしよしする」と言って私の頭に手を当ててくれたその時、喋っていたから私と推しは横向きになっていた。本来ならばそのままで良かったのかもしれない。だけどルールを破ってしまうという罪悪感に駆られた私はつい前を向いてしまった。今思うと、横向きで撮れば良かったのにと思う。あと、その時私は混乱してめちゃくちゃ変なポーズをしてしまったという事には触れないでおく。もうあのチェキ見たくない(笑)

 

結果、幸せなのか幸せじゃないのかわからないような事になってしまった。というのは嘘で、失敗してしまった事はもう気にしない事にしたから普通に幸せだった(という事にした)。

 

この夏いっぱい会えて嬉しかったって推しが言ってくれた事が1番の幸せだった。学生で財力の無い私、アイドルという儚さに恐れている私が出来る事と言えば、遠征しなくても行けるところに出来るだけ行く!接触が出来なくても無銭でも取り敢えず行く!という事であったから、勿論その言葉は嬉しかった訳で。積めなくても、お金が無くても、これからも行ける場所は精一杯行こうと思った。こういうのは全国回れる人間が言う台詞なのかもしれないが。

もうすぐチェキ会

このブログを始めるにあたって、話したいことが山ほどある。夏の終わりから今にかけて現在進行系で病み期であるから、沢山の想いが爆発しそうなのだがブログを始めたばかりの今はとりあえず今日を、今思った事を書いていこうと思う。今までの膨大な想いを綴るには、少々時間が足りなさ過ぎる。後回しにするのは私の悪い癖だが、日記のようにしたいと思っているから、そういうのも悪くはないと思う。思いたい。

 

今日、推しが出来てから1つ変わったことを見つけた。それは、恋の歌が作れるようになったという事。歌と言っても短歌なのだが。学生である私には、毎回長期休みに短歌・俳句を詠むという課題を出されるのだが、恋の歌が書けるようになった事に驚いた。そしてそしてとても書きやすい。いや、書きにくいと言っても良いかもしれない。伝えたい想いが多すぎて、どうしても5・7・5・7・7には収まりきらない。あと、今上の句だけ浮かんでこない。「あなたに出会って切なさを知る」で誰か上の句考えてくれ。

 

どうでもいい話はここまでにしておいて、もうすぐチェキ会だ。やっと、やっとチェキが撮れる。というのも、新メンバーが入り新体制になってからは何故か、イベント毎にあったチェキの特典会が無くなってしまったのだ。撮れるのはグループショットだけ。お話しできるのは秒の握手だけ。積めるオタクは積めばいい話だが、いかんせんお金のない学生にとって、推しと2人で話せる機会が減ったというのには辛いものがあった。

 

そして別日開催のチェキ会がもうすぐやってくる。初回・通常A・通常Bの3形態セットで1枚のチェキが撮れる。流石に4500円でチェキ1枚は高いと運営も思ったのか、チェキを撮った後に握手ができるという謎の特典付きだ。財力のない女子高校生代表として、まあ頑張っても2枚分しか買えなかった。たかが2枚、されど2枚。私にとっては戦に出る面持ちでいる。

 

その理由としては2つほどあげられる。まず1つ目に、時間が限られているという事。チェキ1枚、残酷なことに時間は過ぎ去っていく。まず顔を合わせ、一言交わしてから無言でポーズを取り、シャッターが切られたらチェキが出てくるまでのわずかな間、少しでも喋り、スタッフさんに肩を叩かれてチェキを渡され、推しに別れを告げる。ここの現場はこんな感じだ。話す程度は個人差があるが、時間的にはこのくらいだろう。これに握手が追加?最後のお喋りを手を繋ぎながらするってだけでほとんど変わらないんじゃ??と思う。まああくまで予想だが、期待するほど損だとは思っておこう。

 

それが2枚。私に限られた時間はそれだけ。話したいことは沢山沢山あるのだが、1枚が短くて、そして時間があいてしまうと話の続きなんて出来ない。時間がなさすぎる。そして私はいつも、本当に本当に好きとか、大好きだとか言う事しかできず、推しから早々と別れを告げられるのだ。

 

というか、私から離れていってしまう事が多い。何だか、推しと話しているのがとても恐れ多くて。少しでも長く喋ろうとおこがましく粘る事が出来ない。批判しているように聞こえてしまうかもしれないが、そう思っているつもりはない。私だって願わくば、スタッフに声をかけられるまでずっと喋って居たい。ただ緊張して緊張して堪らなくて。何を話していいのかわからなくなる。

 

何故なんだろうな。何故私はこんなにもポンコツなんだろうな。好きになってもう1年以上経つというのに、未だに緊張で押し潰されそうなのは、やはり接触の総時間が少ないからだろう。いつか、いつか。緊張しなくなる日が来るのだろうか。この調子でいくと、きっと高校卒業するまでの2年間では足りないだろう。

 

チェキ会は戦だという理由の2つ目、それは"ポーズ"だ。ポーズ指定禁止(緩め)のここの現場においてのポーズは4つある。自分がしたポーズに合わせてくれた系、推しからポーズを提案してくれた系、恋愛(見つめ合う等)系、こちらからポーズを緩く提案する系、だ。ポーズ指定禁止のこの現場において、4つ目のポーズはお強いオタクに限る話だから除外するとしよう。

 

さて、ここで問題になってくるのが、推しからポーズを提案されなかった時、だ。ポーズ指定禁止だとは言うが、推しからポーズを提案されることは少なくとも私にはない。彼女の仲の良いオタクでもなく接触の少ない私が、ポーズを提案される事はない為、だいたいは1つ目の"自分がしたポーズに合わせてくれた系"になる。そこで、私がポンコツを働くとただのピースになってしまう訳だ。ピースだけは絶対に避けたい。想像するだけで余所余所しさが際立ったチェキが思い浮かびあがる!かと言ってチェキネタが思い浮かんでくる訳でもない。本当にポンコツ

 

欲を言うと、私は恋愛系のチェキが撮りたい。肩に手を回しあって、顔を近づけ、見つめ合う。そんなチェキだ。距離感の近いチェキを私は撮りたいのだ。立ち位置さえあるが、頑張れば抱きしめ合うようなポーズだって出来る。そんなチェキが、私には撮れるだろうか。

 

まず問いたい。見つめ合う時って、始めどうするんですか?

 

見つめ合おうって言ったら見つめ合ってくれるのか?勝手に見つめてたら察して見つめてくれるのか?どちらにしよムードがガラッと変わる、とても勇気のいる行為だ。「来たよ~」「ありがとう~」みたいな挨拶を今までしていたのにいきなり無言で見つめ合い出せるのか?私には出来ない気がする。でも、撮りたい。元々沈黙が苦手な私がいけないのだろうか。アイドルもファンも、沈黙は怖くないのだろうか。私であったら、とても気まずいと思ってしまうし、まず根本的に見つめ合えない。無理。恥ずかしい。

 

ここまで来て本当にわかった。私はポンコツだ。本当はそうしたいのに、そう出来ない自分がいる。チェキは流れに任せれば、なんとかなる。だが、なんとかならなくてピースに終わる、最悪の事態だけは避けたい。

 

もう、緊張しすぎて嫌になってきた。もっとお金があれば、時間があれば、こんなチェキ1枚を重く捉えずに済むのに。だがやはりチェキ1枚が、今後のモチベーションを左右して来てしまうのだ。もしも2枚とも、クソみたいな仕上がりで、テンプレみたいな会話しか出来なかったら、私は病みに病むだろう。その後が目に見えている。あと、最近私は推しから嫌われてるのではないかという事で悶々としているから、それに拍車がかかってしまうし、次の現場まで毎日がお葬式のようになってしまう。まあその悩みについては後々書くとしよう。

 

という事で、推しとの久し振りの接触、推しがどのように接してくれるかによって判断しようと思っている。嫌われているのかいまいか。もし塩対応だったら、もう落ち込みに落ち込む。ただ私は推しが卒業するまでヲタ卒する気は無い(つい先日本気で考えたが)ので、申し訳ないと思いつつも緩く推して行こうと思うだろう。神対応だったら、それはもう、大好きが溢れるだろう。オタクって、つくづく単純な生き物だ。