女アイドルヲタクの憂鬱

17歳の女アイドルヲタクがあれやこれや悩む話。

もうすぐチェキ会

このブログを始めるにあたって、話したいことが山ほどある。夏の終わりから今にかけて現在進行系で病み期であるから、沢山の想いが爆発しそうなのだがブログを始めたばかりの今はとりあえず今日を、今思った事を書いていこうと思う。今までの膨大な想いを綴るには、少々時間が足りなさ過ぎる。後回しにするのは私の悪い癖だが、日記のようにしたいと思っているから、そういうのも悪くはないと思う。思いたい。

 

今日、推しが出来てから1つ変わったことを見つけた。それは、恋の歌が作れるようになったという事。歌と言っても短歌なのだが。学生である私には、毎回長期休みに短歌・俳句を詠むという課題を出されるのだが、恋の歌が書けるようになった事に驚いた。そしてそしてとても書きやすい。いや、書きにくいと言っても良いかもしれない。伝えたい想いが多すぎて、どうしても5・7・5・7・7には収まりきらない。あと、今上の句だけ浮かんでこない。「あなたに出会って切なさを知る」で誰か上の句考えてくれ。

 

どうでもいい話はここまでにしておいて、もうすぐチェキ会だ。やっと、やっとチェキが撮れる。というのも、新メンバーが入り新体制になってからは何故か、イベント毎にあったチェキの特典会が無くなってしまったのだ。撮れるのはグループショットだけ。お話しできるのは秒の握手だけ。積めるオタクは積めばいい話だが、いかんせんお金のない学生にとって、推しと2人で話せる機会が減ったというのには辛いものがあった。

 

そして別日開催のチェキ会がもうすぐやってくる。初回・通常A・通常Bの3形態セットで1枚のチェキが撮れる。流石に4500円でチェキ1枚は高いと運営も思ったのか、チェキを撮った後に握手ができるという謎の特典付きだ。財力のない女子高校生代表として、まあ頑張っても2枚分しか買えなかった。たかが2枚、されど2枚。私にとっては戦に出る面持ちでいる。

 

その理由としては2つほどあげられる。まず1つ目に、時間が限られているという事。チェキ1枚、残酷なことに時間は過ぎ去っていく。まず顔を合わせ、一言交わしてから無言でポーズを取り、シャッターが切られたらチェキが出てくるまでのわずかな間、少しでも喋り、スタッフさんに肩を叩かれてチェキを渡され、推しに別れを告げる。ここの現場はこんな感じだ。話す程度は個人差があるが、時間的にはこのくらいだろう。これに握手が追加?最後のお喋りを手を繋ぎながらするってだけでほとんど変わらないんじゃ??と思う。まああくまで予想だが、期待するほど損だとは思っておこう。

 

それが2枚。私に限られた時間はそれだけ。話したいことは沢山沢山あるのだが、1枚が短くて、そして時間があいてしまうと話の続きなんて出来ない。時間がなさすぎる。そして私はいつも、本当に本当に好きとか、大好きだとか言う事しかできず、推しから早々と別れを告げられるのだ。

 

というか、私から離れていってしまう事が多い。何だか、推しと話しているのがとても恐れ多くて。少しでも長く喋ろうとおこがましく粘る事が出来ない。批判しているように聞こえてしまうかもしれないが、そう思っているつもりはない。私だって願わくば、スタッフに声をかけられるまでずっと喋って居たい。ただ緊張して緊張して堪らなくて。何を話していいのかわからなくなる。

 

何故なんだろうな。何故私はこんなにもポンコツなんだろうな。好きになってもう1年以上経つというのに、未だに緊張で押し潰されそうなのは、やはり接触の総時間が少ないからだろう。いつか、いつか。緊張しなくなる日が来るのだろうか。この調子でいくと、きっと高校卒業するまでの2年間では足りないだろう。

 

チェキ会は戦だという理由の2つ目、それは"ポーズ"だ。ポーズ指定禁止(緩め)のここの現場においてのポーズは4つある。自分がしたポーズに合わせてくれた系、推しからポーズを提案してくれた系、恋愛(見つめ合う等)系、こちらからポーズを緩く提案する系、だ。ポーズ指定禁止のこの現場において、4つ目のポーズはお強いオタクに限る話だから除外するとしよう。

 

さて、ここで問題になってくるのが、推しからポーズを提案されなかった時、だ。ポーズ指定禁止だとは言うが、推しからポーズを提案されることは少なくとも私にはない。彼女の仲の良いオタクでもなく接触の少ない私が、ポーズを提案される事はない為、だいたいは1つ目の"自分がしたポーズに合わせてくれた系"になる。そこで、私がポンコツを働くとただのピースになってしまう訳だ。ピースだけは絶対に避けたい。想像するだけで余所余所しさが際立ったチェキが思い浮かびあがる!かと言ってチェキネタが思い浮かんでくる訳でもない。本当にポンコツ

 

欲を言うと、私は恋愛系のチェキが撮りたい。肩に手を回しあって、顔を近づけ、見つめ合う。そんなチェキだ。距離感の近いチェキを私は撮りたいのだ。立ち位置さえあるが、頑張れば抱きしめ合うようなポーズだって出来る。そんなチェキが、私には撮れるだろうか。

 

まず問いたい。見つめ合う時って、始めどうするんですか?

 

見つめ合おうって言ったら見つめ合ってくれるのか?勝手に見つめてたら察して見つめてくれるのか?どちらにしよムードがガラッと変わる、とても勇気のいる行為だ。「来たよ~」「ありがとう~」みたいな挨拶を今までしていたのにいきなり無言で見つめ合い出せるのか?私には出来ない気がする。でも、撮りたい。元々沈黙が苦手な私がいけないのだろうか。アイドルもファンも、沈黙は怖くないのだろうか。私であったら、とても気まずいと思ってしまうし、まず根本的に見つめ合えない。無理。恥ずかしい。

 

ここまで来て本当にわかった。私はポンコツだ。本当はそうしたいのに、そう出来ない自分がいる。チェキは流れに任せれば、なんとかなる。だが、なんとかならなくてピースに終わる、最悪の事態だけは避けたい。

 

もう、緊張しすぎて嫌になってきた。もっとお金があれば、時間があれば、こんなチェキ1枚を重く捉えずに済むのに。だがやはりチェキ1枚が、今後のモチベーションを左右して来てしまうのだ。もしも2枚とも、クソみたいな仕上がりで、テンプレみたいな会話しか出来なかったら、私は病みに病むだろう。その後が目に見えている。あと、最近私は推しから嫌われてるのではないかという事で悶々としているから、それに拍車がかかってしまうし、次の現場まで毎日がお葬式のようになってしまう。まあその悩みについては後々書くとしよう。

 

という事で、推しとの久し振りの接触、推しがどのように接してくれるかによって判断しようと思っている。嫌われているのかいまいか。もし塩対応だったら、もう落ち込みに落ち込む。ただ私は推しが卒業するまでヲタ卒する気は無い(つい先日本気で考えたが)ので、申し訳ないと思いつつも緩く推して行こうと思うだろう。神対応だったら、それはもう、大好きが溢れるだろう。オタクって、つくづく単純な生き物だ。